去年プーだったときに、何度か単発のバイトをしてみました。
そのひとつは、某ブランドのファミリーセールのお手伝い。
時給は安いものの、案内状なしでセール会場は見たい放題。
休憩時間に買い物してもOK。もちろんセール価格。
何よりたくさんのおしゃれな人たちを見るのが楽しくて、
数回働かせてもらいました。
しょせんバイトなので学生が多くて話も合いそうになく、
ひたすら人間観察にうちこんでいたわけですが。
ひとり、すーっごく可愛いバイトの女の子がいまして。
小柄で顔がちっちゃくて、リスとかウサギみたいな小動物系。
他の子とちがって人とつるまないんだけど、冷たい感じもせず。
パッチリ大きい目も印象的ながら、何より魅力的なのは、
つねにキュッとあがった口角による微笑み。
感じの悪い客がいようが、発狂しそうに忙しい時間帯だろうが、
疲れきってる閉店間際だろうが、口元は天使の微笑み。
元が可愛い子はいいよな!
こちとら身長168cmで小動物系の可愛さは子供の頃から
無縁だし、への字口なんで、ぼーっとしてりゃ 「怒ってる?」
とか言われる、元祖怒り顔。
やさぐれモードになるしかないっちゅーか。
しかし。
ある日、見てしまったんです・・・(市原悦子風に)。
休憩室にあるトイレに行くと、鏡に向かう小動物ちゃん。
あたしが入ってきたことに気づいてない様子。
左右の口角の横に左右の指先を添え、指先でキュッと持ち上げ、
パッと離す。キュッと持ち上げ、パッと離す。以下繰り返し。
そして最後にキュッと持ち上げたら、そーっと手を離して、
口角は上がったままをキープ。
そのまま目元をちょっとゆるめたら、可愛い笑顔のできあがり!!
な、なるほど!
思わず興奮してしまった息づかいが聞こえてしまったのか、
あたしがいることに気づいて真っ赤になって走り去ってしまいました。
そっか。
可愛い子は何の努力もしなくてもいいよなー、なんて
やっかみ半分、自分を正当化するため半分で思っていたけれど、
元が可愛くても、さらにちゃんと努力もしてるのね。
激しく反省し、あわてて同じ鏡の前で口角上げ体操(?)
にチャレンジし、その日の午後はバイト中もがんばって
ほほえみキープを心がけたのでした。
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でもさ、気づくと忘れて口角から力ぬけてんですよね。
元々さがってんだから、人一倍努力しなけりゃいけないのに。
ちなみにこのことを友人に話したら、口角が上がって見える
メイクのテクを教えてくれました。
口角の下側。下唇の両端といったほうがいいのかな?
そこにコンシーラーをぽんぽんとなじませるんですって。
そうすると口角の影が消えて、上がって見えるらしい。
30代にもなると、肌が重力に負けつつあることを実感する
ことも多いわけで。ますますがんばらねば!
目指せ口角アップ!
目指せ天使の微笑み!