けっこう年下の、それはそれは可愛い友人がいる。
小柄で華奢で、アイドルみたいにちっちゃい顔の中に大きなおめめ。
初めて見たときに「なんだあのバンビちゃんは!」と口走ってしまったくらいの
容姿をもつ女、Mちゃん。
しかもしゃべり方やしぐさも女らしく、優しくて一生懸命で、
そそっかしいところがまた可愛らしい・・・というまるで少女漫画のヒロイン。
あまりに勝負する気になれず、なぜか「すまん・・・」と思わず土下座して
しまいそうなくらい、うらやましい女。
Mちゃんは職場が一緒だったのだが、あるとき他のビルにある部署に
すっごく可愛い子が入社したという噂が流れた。女ながら可愛い女が
好きなあたしは、興味津々ながら、会う機会もなく。
と、あるとき。Mちゃんが何かの会議で噂の新人ちゃんと同席することに
なった。Mちゃんの報告をまだかまだかと待ち受ける同僚達。
席に戻ってきたMちゃんに、Mちゃんの1番の仲良しの子が質問。
質問:「新人ちゃん可愛かった?」
Mちゃん:「うん、すっごく可愛かったー」
質問:「Mちゃんとどっちが可愛かった?」
Mちゃん:「あたしとはタイプが違うからわかんない・・・」
グッジョブ!質問係!!
自分が可愛いこと、はっきりと認めちゃった!!
この質問した子も意地悪なタイプではなく、お笑い系の女だったので、
その場で「可愛いの自分で認めちゃってるし!」とみんなの爆笑を誘ったのだけど。
まーそりゃね、ちっちゃい時から「可愛い」って言われ続けてるんだから、
自分でも可愛いってわかってるのも当然。ほんとは自信満々なくせに、
ほめてもらいたくて謙遜する女よりはずっといい。
しょうがないさ、だってバンビちゃんなんだもの。
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